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¥1,045
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【新刊書】小指『偶偶放浪記』(白水社)
¥1,980
寄居、いちょう団地、石岡、城ヶ島……有名な観光地でも“映え”スポットでもない、人々に忘れ去られそうな場所を「たまたま」訪れる愉しみ── 外出や旅行が憚られたコロナ禍の2020 年。漫画・エッセイ・絵画・音楽等多方面に活躍する著者は、どこにも行けないのならと家に籠り、わずかひと月の間に過去の旅の思い出を漫画と文章で甦らせ、『旅の本』という書名で自費出版、大きな反響を呼んだ。これを大幅に加筆・修正し、さらにPR誌「白水社の本棚」連載「偶偶放浪記」や書き下ろし四篇を加え、新たな旅の本としてまとめたのが本書である。 宿も食事も想定外、なぜか巻き込まれる奇怪なアクシデントの数々、時代に取り残され失われつつある光景、交錯する自らの記憶……笑いと哀感が入り交じり、読後はふらっとどこかへ行きたくなること必至の、珠玉の旅漫画+旅エッセイ集。 「私も小指さんの目と、耳と、鼻を借りて、今すぐ旅に出たい。近くて遠い、異界の入口をのぞいてみたい。しみじみと、最高です」 ──岸本佐知子 「どうでもいい町を歩く楽しみが、どうでもいい人生を楽しむ極意を教えてくれる」──都築響一 (版元ドットコムより)
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【新刊書】『NEUTRAL COLORS 5』
¥2,970
※初回限定トートバッグ付き 特集: 伝わらないから伝えたい言語のふしぎ 特集は「言語」。言語は個人がもっとも顕れるものだと考える。グローバル化が進んでもスキップできないもの。土地の固有性や、個別の文化とか、個であることを重視する NEUTRAL COLORS としては探究したいテーマだったのです。いくつの年齢になっても新しい言葉を学ぼうとすること。点字や手話やジェスチャーで伝えるもの。言語とは「伝えようとするもの」すべて。雑誌をつくりながらいつも思い知らされる。大切なことを伝えたいのに、うまく言語化できないこと。別の言語の人と会ったとき、口ごもったり黙ってしまったり、言語の壁が立ちふさがること。NEUTRAL COLORSにとって言語とは「伝わらないもの」。だからこそ、雑誌全体で伝えてみよう、そんな試みと思考の変遷が「言語」特集でNCがやりたかったこと。 Pages: 276 Format: 257×182×16.5㎜ Bookmaking: Saddle Stitch Copies: 5000 Language: Japanese / English Publication Year: 2023 Designer: Daisuke Kano Editor: Naonori Katoh Publisher: NEUTRAL COLORS ISBN 978-4-909932-13-6
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【新刊書】チョ・セヒ『こびとが打ち上げた小さなボール』
¥1,430
韓国で300刷を超えるロングセラーにして、現代の作家たちから多大なリスペクトを受ける名作。急速な都市開発をめぐり、極限まで虐げられた者たちの、千年の怒りが渦巻く祈りの物語。
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【新刊書】カーソン・マッカラーズ『心は孤独な狩人』
¥1,155
1930年代末、恐慌の嵐が吹き荒れるアメリカ。南部の町のカフェに聾唖の男シンガーが現れた。店に集う人々の痛切な告白を男は静かに聞き続ける。貧しい家庭の少女ミック。少女に想いを寄せる店主。流れ者の労働者。同胞の地位向上に燃える黒人医師――。だがシンガーの身に悲劇が起きると、報われない思いを抱えた人々はまた孤独へと帰っていくのだった。著者23歳の鮮烈なデビュー作を村上春樹が新訳。
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【新刊書】『palmstories あなた』
¥1,980
palmbooks第二弾は、掌編小説集。 palm(てのひら)らしい、手になじむ、ずっと持っていたい本です。 書いている作家さんも豪華。 新しく出会う作家さんは、きっと過去作も読みたくなるでしょう。
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さとねこと『しずかに。』
¥880
ふと、まばたきの間に わすれてしまうような 日常の気持ち 青いカバが開店以来ずっと取り扱っている作家さん。 Twitter上で公開されていた「しずかに。」が一冊のzineになりました。 誰もが経験のあるような、ささやかな日常の「呟き」を、さとねことさんにしかできない切り取り方で表現しています。 等身大、かつ新鮮。新しい作家さんの作品を、ぜひ。
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【新刊書】さとねこと『メディうさちゃん』
¥1,100
『しずかに。』が当店ロングセラーのさとねことさんの新作マンガ! その姿を見ると石になっちゃうメデューサのようなうさぎ「メディうさちゃん」の優しさが溢れるマンガです。